内視鏡センター
内視鏡センターについて
三木山陽病院は平成8年7月の開設以来、「心と技術の調和した、優しく信頼される病院に」をモットーに日々研鑽してきました。一方、消化器診療も内視鏡機器や検査技術の進歩により、従来に比べて早期発見が可能になり、これまで内視鏡では手の届かなかった病変も、内視鏡で対応できるようになってきました。そのような状況のなか、当院では、内視鏡室を内視鏡センターと平成26年5月に呼称変更し、さらに機能充実を図ってきました。 健診目的や日常の症状に対する内視鏡検査（胃カメラ・大腸カメラ）はもとより、胆汁の流れ路である胆管に結石や腫瘍が生じた際に、それを診断し治療する胆膵関連内視鏡（内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査、内視鏡的乳頭括約筋切開術【 動画：EST 】、内視鏡的乳頭括約筋バルーン拡張術、内視鏡的胆管ドレナージ等）やこれまで内視鏡では切除が困難であった早期食道・胃・大腸腫瘍の切除（内視鏡的粘膜切除術、内視鏡的粘膜下層剥離術【 動画：胃ESD 】【 動画：大腸ESD 】）等を施行しています。緊急性のある消化管出血（出血性潰瘍や食道静脈瘤破裂等）には内視鏡的消化管止血術も施行しています。地域のみなさまに、安心して受けていただける負担の少ない検査・治療を常に意識していきたい、と考えています。また、近年、胆石や肝臓腫瘍・膵腫瘍、大腸腫瘍との関連性が指摘されている肥満についても、内視鏡を使用して胃内で風船を拡張・留置することで減量効果の期待できる内視鏡的胃内バルーン留置術も当院では施行可能です。食道や胃、大腸などの消化管症状が気になった方は、気軽にお問い合わせください。
当院で行った内視鏡治療の一部を動画にて紹介させていただきます。
※内視鏡で撮影した映像ですので、ご理解のある方のみ閲覧いただくことをおすすめいたします。
【 大腸の大きなポリープを切除する内視鏡治療 ESD 】 動画を見る
若手の先生方へ
当センターでは、患者さまに優しい内視鏡検査・治療を受けていただけることを目標にしています。そのためには、技術や経験など我々自身が自分に厳しく熱い気持ちで日々研鑽する必要があると考えています。それが「心と技術が調和する」ために大切であると考えています。当センターでは、スタッフ同士サポートし合う雰囲気でやりがいを感じながら日々地域の皆さまに向き合っていきたいと思っています。ぜひ、われわれとともに、この地域の皆さまに安心して医療を受けていただけるように一緒にがんばってみませんか？
日本内科学会認定医制度教育関連病院
日本消化器病学会教育認定施設
日本消化管学会胃腸科指導施設
日本消化器内視鏡学会認定指導施設