透析センターのご案内
平成12年、たった3名の患者さんでスタートした私たちの透析室は、平成20年12月からは新しい透析センターが稼働、今では130名の患者さんを預かるようになりました。
当院は開設以来、糖尿病診療を大きな柱の一つと位置づけてまいりました。
今では糖尿病患者さんは1500人を超え、近隣地域からも糖尿病診療に関して信頼が得られるようになっています。
日本の新規透析導入患者さんの原疾患1位は糖尿病で、必然的に血液透析を充実させなければなりませんでした。
糖尿病は言うに及ばず慢性腎不全、血液透析患者さんにおいてはトータルケアが必須です。心、脳血管障害をはじめとする全身の血管病変、感染症、整形外科疾患、そして眼科疾患いずれにも可能な限り対応したいと思っています。大事なシャントに対しては変化があればできるだけ早く、緊急時は即日PTAで対応することができます。
一方で高齢化や種々の合併症の結果、社会生活の制限を受ける透析患者さんも少なくありません。 そんな方には必要に応じて入院のうえ対応させていただくことも可能です。
当院の透析センターが、患者さんにとってできるだけ快適なスペースとなるようにスタッフみんなで努力するつもりです。そしてできるだけたくさんの皆様の、たくさんの要望にお応えできるセンターでありたいと思っています。
三木山陽病院 病院長 藤井 郁三